外反母趾に注意

2018年02月15日

 運動学パートⅠ

 ⑥姿勢と歩行―外反母趾に注意

今回は、非常に良く見かけられる外反母趾について考えてみます。

外反母趾は、男女比は1:10で圧倒的に女性に多くほとんどの女性に見られると思われます。

ハイヒールを履く習慣や歩き方が悪い場合、はたまた東洋医学的には甘いものの食べ過ぎに

よって脾経が弱ってなるとも言われています。

それでは、本論に入って行きます。

   外反母趾 1

定義    足の親指が小指側に変形し「くの字」になる状態を言います。

原因  1、ハイヒールなどによる

      ヒールを履くと踵で歩けずに前足部に体重が乗り、足が横に広がり

      足の横のアーチが崩れるためになる。

      又、足に合わない靴も同様に足を圧迫して外反母趾の原因となります。

    2、歩き方の癖

      踵から着地せずにつま先や足全体を地面につけて歩くと足の母趾に

      負担がかかりなります。

    3、ほとんど靴を履いており裸足で歩いたり鼻緒のある下駄やサンダルで

      歩くことがなく足の横並びに縦のアーチが消失しやすくなり横幅の広い足や

      偏平足が増えていることも考えられています。

 

  東洋医学的考察

   外反母趾は、東洋医学滝には足の母趾の内側の脾経(脾臓、胃)が弱り

   外側の肝経に引っ張られて外反(小趾側に曲がっている)している。

   甘いものが好きな女性に多く見られる脾経を整えて胃の働きを良くする

   必要があります。

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