頭痛について

2017年09月26日

 鍼灸編パート1

   ⑤~頭痛には百会、太衝、足臨泣を~

                       大阪市北区梅田の一二三堂梅田鍼灸整骨院  

頭痛は多くの方がよく経験する疾患で周期的によく頭痛になる方もいます。

 頭痛は大きく分けて ⓐ片頭痛 ⓑ筋緊張性頭痛 ⓒ群発性頭痛に分けられます。

その中でも、今日はよくみられる筋緊張性頭痛を取り上げてみます。

筋緊張性頭痛の原因は大きく分けて

 ①長時間の事務仕事などからくる首、肩こりや悪い姿勢などによって頭部への血液循環障害が起こって、発痛物質が生じてなることがあります。

この場合は、全身骨盤矯正が最適であると思われます。ぜひ全身骨盤矯正を受けて下さい。

 ②東洋医学的には精神的ストレス(心配、不安、怒り)が、原因となって気の流れが悪くなり肝うつ気滞となり肝経の陽経である胆経(胆のうの経絡)上の側頭項頚部が持続的に収縮することよくあります。

その場合①と同じく循環障害を起こし発痛物質が生じて頭痛となります。

よく眼の奥が痛い頭痛の場合、クモ膜下出血になることもあるので病院で受診して下さい。

この場合は、鍼灸治療が非常に効果があります。

頭痛でお困りの方は一度お尋ね下さい。

肝うつ気滞を取るー百会、太衝、足臨泣

(ストレス)

局所の経絡ー天柱、風池、完骨、肩井、頷厭、和髎

※ひと口メモ

百会(ひゃくえ)

 (要穴名)なし 督脈に所属する

 (取穴名)前髪際を入ること5寸、正中線上に取る

 (応用)全身十四経の内、八経が百会を通り非常に多数の経穴が交わります。

  また、陽気が非常に多い経穴です。痔の場合によくここにお灸をします。

太衝(たいしょう)

 (要穴名)肝経の兪穴、原穴

 (取穴名)足骨にあり、第1、第2中足骨底間の前、陥凹部に取る

 (応用)瀉法で気滞を取り補法で血(肝血)を補う

足臨泣(あしりんきゅう)

 (要穴名)胆経の兪穴、帯脈の(八経穴)主治穴

 (取穴名)第1、第2中足骨底間の前、陥凹部に取る

 (応用)右半身、左半身に偏って肩こり、腰痛がある

  場合よく効く経穴です

  その他の経穴については他の章で出てくると思いますので

  今日は割愛させていただきます

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